神様がいたとすれば

ニンゲンは、この地球に要らないのかな?

なら、どうして栄えていったのかな。

 

ニンゲンは、

花を美しいと思ったり、

自分より弱い動物を守ろうという心を持ったり、

動物を食べることに対して

命をきただきますというこころを持ったり、

複雑な言葉を重ねたり、

うつくしい音楽を奏でたり、

うつくしい絵を描いたり。

そんなふうに

ほかの動物よりも 感じる感性や想う心を持ったから、

神様は ニンゲンを増やしたいと思ったのかもしれない。

だから 栄えたのだけど、

ニンゲンのもつ大切なものを

何千年にわたり 忘れていって

とりかえしのつかないところまで

来てしまった、

神様が好きなニンゲンの美しい心や、よいところが、

失われてきてしまった。

まるで地球は自分のものだと言わんばかりに傲慢になって。

 

だから

ニンゲンは 地球に要らないと

神様が 怒っているのかもしれないな。

見えない大きな何かに、

動かされている気がする、

そんな今。

 

神様にとって

私は要らない存在かもしれない。

自分では 操れないこと、

それが運命。

 

命を脅かすものがそこまできているけど、

自分の大切な人や動物が

どうか 失われないように

そう思うばかり。

 

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