ボーカルレッスンでは、大きく分けて２つ
①歌い回しや強弱、ビブラートなどをレクチャーして上手く聴こえるようにする
②声の出し方そのものを トレーニングで変えていくもの
私がレッスンで教えている ほとんどが②のほうです。
なぜなら それを改善するだけで 歌が良くなるかたが多いから。
でも これが、難しくて、時間がかかる。
例えば30歳の方にレッスンするとしたら、物心がついてから数十年 やってきた声の出し方を、変えて出さないといけないから。
ご本人、はじめは違和感ありますよね。違和感あるなぁと思うとブレーキがかかってしまうので、
時間がかかる場合が多いです。
当たり前だと思ってきて ついたクセを
治す 作業なので、、
それを本人が気づいて素直に受け入れてくれた場合、
人が聴いて心地よい歌声になっていき、良い方向に なっていきます。
なので、高い声がでない っていうかたも、
本人が気づいていない「高い声が出ない声の出し方のクセ」を治して
ナチュラルにするだけで、高い声が出るんですよね。
そう、自分との戦いです。苦笑
ですので、理解力もついて、体も頭も声も柔軟な、中学生あたりから ボイトレをやるのが正直、ベストです。
でも、大人になって何才になっても、
素直な気持ちがあれば かならず改善されます。
50代の生徒さんがおりますが、今まで歌ってきた発声の仕方を治し、
確実に良くなってきています。
何をもって「良い」と判断できるのかと聞かれたら、
歌っていて心地よく、ご本人の出したい声に近づいた歌であるということですね。で、聴いているほうも心地よい。
効果があると、こちらも嬉しくなります。
( ˘ω˘ )zz
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